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日々の戯れ言を中心に様々なことを呟きます。

凄惨な事件

      2016/04/13

佐世保で高校1年生が同級生女子を殺害する事件があった。

「バラバラにしたかった」=金づちとのこぎり準備-高1女子殺害で同級生・長崎県警

この事件、いろいろな問題点が浮かんでくる事件だと。
友達を殺すとか、人を殺したい心情とか、遺体をバラバラにしたい願望とか、その辺はもう理解を超えてるので意味が分からない。

問題は…というか問題じゃないかな、今のネット社会の怖さと言うか、理解しておかなきゃいけない事実というか。
本人も家族も高校も、ネット内ではっきりとあっさりと特定されていること。

本来、個人的にはこの事実は非常に強い抑止力になると思う。
今後、永遠に身元がばれて、世界中に自分の所業が拡散するんだからね。

ただ、このリスクを加害者に今更語ったところで意味はないのだろう。
殺す前に語っても意味はなかっただろうし、むしろそれを喜んでいるかもしれない。
そういう理解しがたい人間が存在していることが、とても怖い。

親の育て方や対応が悪いとは、憶測で語ることは出来るけれど、そんなの他人が言うには軽すぎる。
彼女には彼女にしか分からない「ナニカ」があって、それを世間的にはやってはいけないところでしか解消できなかった。
ただ、他人が彼女のことを言えないように、友達の人生を破壊したということは軽すぎる。

例えば10年程前に同じく佐世保で起きた通称「nevada事件」。
小学6年生の女児が同級生の女児にカッターナイフで斬りつけられ死亡したのだが。

加害女性は今21歳だそうで。
しかも、もうどこかで平然と(かどうかは定かではないが)生きている。

この事件の加害者も同じようにいつか世間に出てくるのだろう。
更正できたのかどうかなんて分からないままだ。

「ネット上で名前の分からない少年を特定」ということ自体が良いことだとは思わない。
けれど、実際のところ、何かが起きれば、きっとどこからか、身元はばれてしまう。

この事実は小中学校でもっと知らしめるべきだと思う。
一つの「抑止力」にはなると思うのだ。
(ただ中二病の犯罪者には、犯罪を助長させる可能性もなくはないか…)

とりあえずの結論としては、少年犯罪の加害者ってのは、守られすぎている部分が多いとは思う。
また議論が必要な事件として、この事件は刻まれるのだろう…。

 - 2014/07, ニュース・社会 , , , ,