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日々の戯れ言を中心に様々なことを呟きます。

スポーツ安全保険の話

      2016/04/13

先日、ソフトボールの大会に参加した。

1番バッターの俺は、ファールで粘りつつ塁に出ることを目論んだ。
相手先発はなかなかのスピードボールピッチャー。
食らいつくように3球目をファールでカットしたそのボールは、1塁ベンチを大きく越えて、隣接の駐車場へ。
2バウンドくらいで、停めてあった白い軽乗用車の後部へガツン!と。

凄く嫌な音がして、車周辺にいる人たちがざわざわしてた。
気が気じゃなくあえなく三振。
…ベンチに戻り遠目で確認は出来ない。
そうしたら、「あれ俺の車だけど、凹んだから。どうにかしてくれる?」とおっちゃんが言って来た。

いやぁ、凹むよね。
いや、凹ませたんだけどさ。
そりゃ試合にも集中できないっての。
0-9で負けましたよw

でね、ここからが書きたいこと。
スポーツ安全協会の 『スポーツ安全保険』、入っておいた方が良いです。

もちろん、俺もうちのチームも入っていたんだけど。

これ、大人は年間1800円で、傷害保険、賠償責任保険、突然死葬祭費用保険が補償される保険。
怪我しても、今回の俺のケースのように、車にボールを当てても、これで大丈夫。
少ない金額ながら、ピリリと辛い山椒のような活躍をしてくれる。
あまり無いこと(といいつつも、ボールが当たることなんて良くあるよね)だと思うので、備忘録も兼ねて一応ここに記しておこうと。

■賠償責任保険の場合

(1)スポーツ安全協会に電話し事故報告
まずはスポーツ安全協会に電話。ここでは、5w1hを聞かれ、その保険で対応できるかどうかを確認される。

(2)スポーツ安全協会からFAXが届く
FAXでのやり取りになるので、持っていない人はコンビニとかになるのかなぁ。届いた書類に自分の名前、登録番号、事故の状況などを書き込み、再びFAXで送り返す。

(3)スポーツ安全協会から書類が届く
これが二度手間なんだけど、(2)と同じことを書く形になる。ただし今度は正式な書面。自分とチームの代表者の署名と印鑑が必要。で、ここがポイントなので(4)に移るけれど。

(4)書類には「示談が成立し、すべての行程が終わった旨」を記載する
これね。なぜこの保険の金額が安いかって、要は「示談は自分でやってね」ってことだから。
俺の場合は、ぶつけてしまった車の所有者にお詫びをして、その人が面倒だと言うので、直接修理に出した工場とやりとりした。
その修理工場から見積もりを貰って、「これ以上金額が増えることはありませんね」と確認し、その見積書とともに書面に「この見積もり金額で示談成立」と書き込んだ。
(※ちなみに20万円以上になると、示談書を書く必要があるらしい。俺は幸いそこまで金額がいかなかったけれど)

(5)保険の振込先を記入する
普通は自分が支払って、その金額を保険会社から受け取るらしい。俺はその手間が面倒だったので、修理工場に「直接保険会社から振り込まれますので」と言って、修理工場の振込先を書いておいた。ワンクッション置くよりもその方がお互い楽でしょ。

示談書を書く場合は、ネットで見るとそれなりに出てくると思うけれど、いずれにしてもボイスレコーダーに録音しておくのがいいかもね。あとは直接本人同士が話すよりも、修理工場とやり取りしてしまう方が感情論にならずに良いかもしれない。

■傷害保険の場合

これは賠償よりも簡単。
ネットで「スポーツ安全保険」に登録した人であれば、ネットで簡単に書類を取り寄せることが出来る。
で、その書類に書き込んで、医者に持っていけば、書き込んでくれる。
あとは送り返して、お金が振り込まれるのを待つ、と。

何があるか分からないし、なんだかんだ言って入っておくと安心だよね。
これでチームのみんなにお金を出してもらって…なんてなると、メンバーの和が乱れそうだし(笑)

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