半年でさよなら
2月にうちの会社に入ってきた二人の女の子。一人は実績十分な人妻、もう一人は二十歳の人懐っこい子。
前々から仕事終わりに社長と長く話し込んでいる姿を見ていたので心配ではあったのだが…。二人同時に本日退社となった。
いずれにしても人間関係。
女子の「縄張り」は複雑だ。部署が違うからこっちからすると、実際のところどんな仕事ぶりで、誰とウマがあって、どんなことで怒るのか(怒る、という感情は人を見るのに最も適していると思う)、見ることができない。
自分に対しては友好的だから、それは万人に対してだろうと思っていると、別の人へは敵対心剥き出しではむかっている場面も見たりする。
AとBが仲良しで、Bは新人なのに髪を染めて生意気だとCがDに言って、その話はBに伝わり追い詰められ、DはEが辞めたのはAのせいだと吹聴し、その話を聴いたFがBに言うと、BはすぐさまAに報告して、AはDに文句を言い…
なにこれ。
対して大きくもないグループの中で、仕事を潤滑にするためのやり方を考えるなら、軋轢は面倒でしかないのに。
最後にBに「そんな関係性全然知らなかったわ」と言ったら、「そりゃ他人に無関心だからですよ」と。二十歳そこそこの子に、そんなことを言われるとは(笑)
言い訳を言わせて貰えば、(1)まだ三年勤めたほどの平社員がしゃしゃり出る立場ではないから、(2)無駄に若い女の子に絡んで話すのは相手としてもこちらとしてもお互い気まずさがある、(3)実際現場の男にはフォローしているなど。
でも面倒だと思っていることは事実で、他の子にもそう思われているのであれば、もう少し絡んだ方が良いのかね〜。
それしても残念だ。せっかくの若手をみすみす逃してしまうこの会社の体質をどうにかしたいなぁ。
…俺の前勤めていた会社の数倍良い会社なんだけどなぁ。