「デジカメ写真の構図が上手くなる見本帳」石田徳幸
2016/04/13
デジタル一眼レフを購入したので、何か写真の教科書はないかなぁと思って借りた本。あのね、当たり前なんだけど、一眼レフ買ったからって写真が上手く撮れる訳ではないのですよ(笑)
結論から言うと非常に勉強になりました。全くの初心者の自分にも分かりやすく説明してくれてます。
まず写真の基本である「主題」を考えるところから始まり、構図の基本、シーン撮影ごとの注意ポイントなどを順を追って丁寧に解説。
見栄えの良い写真と、駄目な写真を両方載せてくれるため、こちらとしても納得がいくし、プロの視点を得たような錯覚にとらわれます。読んだだけで自分の腕前が1つも2つもレベルアップしたように感じました。
ポイントは「写真四隅の法則」でしょうか。著者も「あまりこういう技法を紹介する本はないでしょう」とした上で、「四隅の使い方がヘタなら何万枚撮っても人々の関心を引く一枚の写真すら撮れません」と断言しています。
成長著しいお子さんの写真を撮る。旅先で広大な自然をファインダーに収める。あとで見た時に、ちょっとでもキレイな写真にしたいですよね。
ぜひ読んでその技法を学んでください。オススメの一冊です。