母の死1
2023/07/08
9時49分に母が亡くなった。
長い闘病生活を強いられてきたが、亡くなるときは本当に一瞬だった。
直前まで荒かった呼吸のが唐突に消え去り、握りしめて暖かかった手のひらは急激に冷えた。
それまでモニターに映し出されていた血圧は30分ほど前から測ることができなくなっていた。
心電図や血流酸素を元に、「まだ大丈夫」「頑張って」と声をかけ続けた。
父は「4月に桜を見に行ったよね」と思い出を話していた。
耳は最後まで機能する器官という。俺は父みたく、もっと声をかけることがあったのでは、と思う。
「これ、呼吸止まってるよな」と父が言う。ナースコールを押す。医者が来て、首元を触れる。
これが死ぬってことなんだな、と淡々と感じた。
妻、叔母に連絡をし、父は葬儀場に連絡をする。
医者に死因の詳しい説明を受ける。
看護師さんが母の遺体を整えてくれる。
そして裏の、普段使わないエレベーターから、母は病院から運び出された。
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これを書いているのは10日くらい経った後。
遺品や今まで残しておいてくれた自分の思い出のものを整理していると、何を感じてどう思ったのか、残しておくことが自分のアイデンティティだと実感させられた。
ブログの日付に合わせて書く感じでは無いが、しばらく想いをつらつら書かせてもらう。